2024年4月1日 校名を変更しました(旧校名:呉竹鍼灸柔整専門学校)

卒後臨床講習会のご案内(臨床で役立つ灸療法)

卒業生の皆様へお知らせです。
令和5年度 第3回卒後臨床講習会は、池田良一先生をお招きして「臨床で役立つ灸療法」というテーマで開催いたします。
詳細は以下をご覧ください。皆様のご参加、心よりお待ちしております。

第47回・灸施術

臨床で役立つ灸療法
~灸療法は古くない 症状・疾患を見極めると相当な効果が期待できる~

開催日
令和5年11月5日(日)13:00~16:10
場所: 呉竹鍼灸柔整専門学校 実技室

講師
池田 良一 先生

大阪明治針灸柔整専門学校卒業 鍼灸師・柔道整復師
灸頭鍼第一人者大阪田中博先生・代田文誌先生の高弟長野倉島宗二先生に師事
長野県豊野町(現在長野市)にて開業 ㈳長野県針灸師会会長 5年春の叙勲受章
針通電の研究・長野冬季五輪を機にスポーツ鍼灸師を育成・年々忘れかけて行く灸療法を見直す
3回の針灸師友好訪中団副団長として中国医学部等で日本式「直接灸」を紹介
全国から灸療法講師の依頼

講習会内容
<座学>
・近年の灸法の歴史 家伝灸・現在の一般的取穴法への移行
・経穴は動く
・100年以上前の澤田流基本穴を今日に生かす
・直接灸の適応疾患
・パワーポイントにより疾患別灸療法

<実技>
・確実な百会穴から上星穴の専用メジャーでの取穴法
・花粉症・頭痛頭重の頭部置鍼灸(灸頭鍼ではない)
・逆子・便秘の名灸 透熱灸でなければ効かない
・ドライアイ・足底痛・乗り物酔い・食中毒
※有資格者の講習会ですので、御自身に及びペアを組んで実際に取穴・施灸して頂きます。

講師より一言
長野県は、著名な鍼灸師が生まれ育った地で、日本鍼灸師会元会長木下晴都先生・大阪の米山博久先生・澤田健先生の弟子で現代鍼灸の父とも呼ばれた代田文誌先生(御子息は代田文彦先生)は治療に奔走される傍ら、大勢の鍼灸師が砂漠で水を得たように先生の元へ通い知識技術を身に着けたと聞き及んでいます。
座学でお話ししますが、戦前は〇〇流の灸・▽▽家伝の灸と医学?時代でした。敗戦後GHQは鍼灸を野蛮とし禁止令が出される寸前、代田先生をはじめ諸先輩方々の奮闘で取り下げられ今日があります。
代田先生の名著「針灸治療の実際」は疾患の解説と治療法が記された日本初の著書と思いますが、この本の治療点はほとんどが灸点で、私は駆け出しの頃手本にして多数取穴でしたが、恩師の倉島宗二先生(代田先生の高弟)に患者の症状に合わせて取穴するものだと教えられ、それからなるべく少取穴・少壮数・少熱感をモットーとしてまいりました。本講座は、この3少を基本にテーマ「臨床に役立つ灸法」を進めてまいります。

定員
本校卒業の鍼灸師30名(先着順)

受講料
3,000円(鍼代含む)

申込方法
こちらのフォームよりお申し込みください(10月25日締切)

卒後臨床講習会に関するお問い合わせ

呉竹鍼灸柔整専門学校
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-7-24
電話: 045-471-3731

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