2024年4月1日 校名を変更しました(旧校名:呉竹鍼灸柔整専門学校)
この学科の特色
あん摩・マッサージ・指圧の手技を学べる!
全国でも数少ない、「あん摩マッサージ指圧師」の資格取得を目指せる学科です。
伝統的な手技療法は、医療・医術の原形ともいわれ、世界各地で古くから親しまれてきました。
人の温もりのある治療法で、健康の維持促進、疾病の予防に役立てることができます。
幅広い治療法を修得し、多分野で活躍できる!
あん摩マッサージ指圧・鍼、灸という幅広い治療法を修得することで、患者の疾病・疾患に応じた治療が可能です。
さらに在宅医療や介護のニーズも組み込んだカリキュラム編成により、多分野で活躍できる治療家を目指すことができます。
徹底した国家試験対策で、3つの資格取得を支援!
国家試験を熟知した教員の細やかな指導のもと、3年次は国家試験に対応した対策授業に加え、模擬試験や弱点分野を克服する補習を実施。
その徹底した国家試験対策により、3つの国家資格の取得を目指せます。
活躍出来るフィールド
鍼灸院・鍼灸接骨院、あん摩マッサージ指圧院、病院・クリニック、スポーツ系治療院・スポーツトレーナー、在宅・訪問医療、介護福祉施設、美容系治療院・エステ、独立開業など
取得資格
あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の国家試験受験資格
過去3年間の国家試験合格実績(新卒者)
あん摩マッサージ指圧師 | はり師 | きゅう師 | |
令和5年度(第32回) | 100% (全国平均 84.0%) |
93.5% (全国平均 69.3%) |
96.1% (全国平均 70.2%) |
令和4年度(第31回) | 100% (全国平均 88.6%) |
90.0% (全国平均 70.4%) |
93.8% (全国平均 71.7%) |
令和3年度(第30回) | 100% (全国平均 84.7%) |
96.3% (全国平均 74.2%) |
96.3% (全国平均 76.1%) |
3年間の平均 | 100% (全国平均 85.7%) |
93.2% (全国平均 71.3%) |
95.4% (全国平均 72.6%) |
学びの流れ
解剖学や生理学などの基礎医学を学び、人体の構造や機能を理解します。
専門分野では東洋医学の概念を系統的に学習。また、入学直後から臨床の現場に立ち、早い段階から将来観を育みます。
基礎分野 | 総合基礎 (運動と健康、映画で英語、基礎栄養学、細胞と生命) |
専門基礎分野 | 人体構造機能学 疾病・傷害の診断と治療学 保健と医療 |
専門分野 | 基礎東洋医学 あん摩マッサージ指圧実技 はり・きゅう実習 臨床実習 |
専門基礎分野では臨床医学に重点を置き、疾病の予防、回復過程を学習。
東洋医学の病理観や疾病観を理解し、実際の施術へと応用していきます。
基礎分野 | 総合基礎 (コミュニケーション技術、起業論、生体と薬、対人関係の心理学) |
専門基礎分野 | 人体構造機能学 疾病・傷害の診断と治療学 |
専門分野 | 基礎東洋医学 臨床東洋医学 東洋医学と社会学 あん摩マッサージ指圧実技 はり・きゅう実習 臨床実習 |
修得した知識・技術を総合的に高め、観察力、分析力、問題解決能力を確立。
附属施術所での実習等で臨床力を養い、国家試験に向けての準備も図ります。
専門基礎分野 | 保健と医療 |
専門分野 | 臨床東洋医学 はり・きゅう実習 臨床実習 東洋医学総合講座 |
※カリキュラムの詳細につきましては、情報公開ぺージ(こちら)をご覧ください。
仕事とも両立しやすい1日3時間(90分×2限)の授業編成。
講義と実習をバランスよく配し、学習効果を高めるカリキュラムを展開します。
※定時間外で実習などの授業が行われる場合があります。
(午後コース) | 1限 (13:30-15:00) |
2限 (15:10-16:40) |
月曜 | 鍼灸実習 | あん摩実習 |
火曜 | 解剖学 | 指圧実習 |
水曜 | 東洋医学概論 | 経絡経穴概論 |
木曜 | マッサージ実習 | 衛生学・公衆衛生学 |
金曜 | 生理学 | 臨床医学各論 |
土曜 | 基礎科目 | 基礎科目 |
※上記時間割は一例です。授業科目は、学年・学期ごとに編成されます。
はり実技・きゅう実技で正確な技術を学び、裏付けとなる基礎医学や施術理論と関連付けて段階的に修得します。
あん摩マッサージ指圧の「マッサージ」について、各手技の基本から適切な組み立てと施術方法までの体得を目指します。
職業的倫理や態度、医療行為の基本となる生命徴候(バイタルサイン)など、医療人に求められる素養を身につけます。
教員メッセージ
伝統医学と現代医学の基礎力を身につけ、医療人としての心を育んでください。
伝統医療は病気ではなく、病人そのものを診る医療。疾病の治療に加えて、その予防や健康の維持増進にまで貢献することができます。
今、超高齢社会など構造的な問題から、現代医学と伝統医学が相互に補完し合う統合医療や地域医療が必要とされています。
入学される皆さんは伝統医学と現代医学を広く学ぶとともに、全人的な医療を施せる医療人としての心を育んでもらいたいと思います。
- 患者の心と身体を癒すことができる、医療人としての人格を育む。
- 医療に必要な知識、技術、臨床力を身につけた治療家を育てる。
- 実践教育により、医療を通じて社会に貢献できる人材を育てる。
鍼灸科・鍼灸マッサージ科
科長 稲葉 崇